コンビニダイエットの落とし穴

ダイエット

コンビニダイエット

昨今のダイエッターにとってコンビニ食を賢く活用してダイエットするのが新常識となっています。

朝・昼・晩ごはんにおやつとさまざまなシチュエーションにあった食事がそろっていて、バリエーションが豊富なうえ

ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート等、各コンビニで扱う商品も特色も違うため、献立に苦労しなくても済みます。手軽に立ち寄れるので、忙しい方、手を抜きたい時などに最適です。

 

コンビニ飯のポイント

 

コンビニ飯を上手く使ってダイエットするためのポイント。

・主食・主菜・副菜を組み合わせる
・高たんぱく
・良質な資質
・低カロリー

 

脂質制限や糖質制限のダイエットは栄養が偏ってしまい体調を崩す恐れがあるため、意識して糖質中心の主食、タンパク質中心の主菜、野菜や海藻類のビタミン・ミネラル中心の副菜をバランスよく組み合わせることが肝要です。

 

  • 高たんぱく

タンパク質は、筋肉・皮膚・内臓だけでなくすべての生命活動にかかわっています。

糖質制限ダイエットでブドウ糖が枯渇すると、アミノ酸、乳酸、グリセロール等を材料にして糖を作り出します。

その時問題になるのは、筋肉を分解してアミノ酸にすることです。

筋肉量が減ると基礎代謝が低下して消費カロリーが減るため太りやすくなってしまう恐れがあります。

タンパク質は、筋肉の材料となるものです、意識してしっかりと摂るようにします。

 

  • 良質な資質

脂質は重要なエネルギー源です。適切な脂肪を摂取すれば内臓脂肪もすぐに落とせます。

脂質には良い資質と悪い資質があります。悪い資質を摂りすぎると悪玉コレステロールが増え内臓脂肪が増えたり、動脈硬化などの成人病リスクが増えます。

 

 良質な脂質の種類

  身体に良いとされる良質な資質の代表的なもの

中鎖脂肪酸 

中鎖脂肪酸を摂取した後、小腸より肝臓に運ばれ素早くケトン体に変わります。

脂肪細胞内にある中性脂肪は、肝臓でアセチルCoAという物質まで分解されます。アセチルCoAからケトン体が作られ、肝臓より放出されたケトン体は、血流にのってエネルギー源として使われます。

つまり肝臓は中鎖脂肪酸が届くと中鎖脂肪酸と周りにある中性脂肪を分解して素早くケトン体を作り出すということ。

オレイン酸(オメガ9脂肪酸)

善玉コレステロールを減少させず悪玉コレステロールを減少させる

動脈硬化の予防

オメガ3系脂肪酸

脂質代謝が改善され、血中や肝臓中の中性脂肪を減少させる

皮下脂肪や内臓脂肪に蓄えられた中性脂肪を代謝する

 

  • 低カロリー

瘦せるためには

 摂取カロリー 消費カロリー

が鉄則なので低カロリーな食材を使って、摂取カロリーを抑える 

コンビニ飯の選び方

パンよりおにぎり
おにぎりの主成分であるコメは、ビタミン・ミネラル・食物繊維・タンパク質を多く含む食材で、冷えるとでんぷんが消化吸収されにくい「軟消化性でんぷん」に変わるので、ダイエットに向いている食材といえます。

サラダチキン
言わずと知れたサラダチキン、高たんぱく低カロリーの代表
味噌汁
タンパク質が豊富で、伝統の発酵食品。具剤によって栄養バランスを考えて調整できる

野菜や海藻類

ビタミン・ミネラル・タンパク質が豊富で低カロリー
海藻類の中には「フコキサンチン」という脂肪の蓄積を抑え燃焼を促進する成分が含まれています。

 

コンビニ飯の落とし穴

手軽に購入出来て、最近は低カロリー食品も多く品ぞろえも豊富なコンビニ飯ですが、コンビニ間で競争も激しく、より美味しく、より安くしかも食品ロスを最小限にするため、複数の食品添加物が使われています。

食品添加物は、腐敗や食中毒を防ぐため、食品の製造・加工に必要なもの、栄養の補填・強化、嗜好性を向上させる等のために使用されます。

厚生労働省のホームページには、“食品添加物の安全性を確保するために、食品安全委員会の意見を聴き、その食品添加物が人の健康を損なうおそれのない場合に限って使用を認めています。また、使用が認められた食品添加物についても、国民一人当たりの摂取量を調査するなど、継続的な安全確保に努めています。”と書かれています。

添加物の安全性については、別の機会に書きますが、中には低カロリーを謳っていながら摂取すると逆に太る可能性のある添加物もあります。すべての添加物を避けることは現実的ではありません、太る根拠のある添加物を具体的に挙げますので参考にしてください。

特にダイエットには避けるべき添加物

ソルビン酸カリウム

摂取しても命に別条はないらしいが、腸内の善玉菌がつくる細菌邑が崩壊、善玉菌から死滅していく。排出の際、腎臓に負担がかかるため、腎機能の低下を招き代謝が落ちて太る原因になる。

 

硝酸塩

発がんリスクがあると言われているが、FAO/WHO合同食品添加物会合は硝酸塩の摂取と発がんリスクとの間に関連があるという証拠にはならないと言っています。

摂取した硝酸塩の大部分は腎臓を通って排尿されます。

硝酸塩の取りすぎは、腎臓に過度の負担をかけるため腎機能の低下を招き代謝が落ちて太る要因になる。

 

アステルパーム 

甘味料の中で最も危険性の高い毒物の一つ

インスリンとレプチンというホルモンの放出を急激に促進することがわかっています。これらのホルモンは満腹感と脂肪の蓄積に複雑に絡んでいて、更に新陳代謝を制御する主要なホルモンのため摂取すると太ることになります。

砂糖と同じカロリーでありながら200倍の甘さを持つため、使用料を200分の1に減らせるからダイエットに良いと言われるのは全くあてはまりません。

 

グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)

味覚刺激が強く、食欲が刺激されて食べ過ぎてしまう。
食欲を抑えるホルモンの分泌が少なく、満腹感が得られにくい

 

まとめ

  • ダイエッターにとってコンビニ食を賢く活用してダイエットするのが新常識
  • コンビニ飯を上手く使えば苦労しなくてもダイエットはできる

上手く使うポイント

  1. 主食・主菜・副菜を組み合わせる
  2. 高たんぱく
  3. 良質な資質
  4. 低カロリー
高たんぱく低カロリーなコンビニ飯の選び方
  1. パンよりおにぎり
  2. サラダチキン
  3. 味噌汁
  4. 野菜や海藻類
コンビニ飯には多種類の食品添加物が使用されている。
中でも特にダイエットには危険な添加物4選
  1. ソルビン酸カリウム
  2. 硝酸塩
  3. アステルパーム

コンビニ飯は、美味しく低カロリーなものも豊富に品ぞろえがあるため手軽に始められ無理なく続けられるというメリットがある反面、多種の食品添加物が混入しており注意して食品を選ばないと、低カロリーでありながら摂取すると逆に太りやすくなるものもある。

コンビニダイエットを始めたい方、今やっているという方は食品の成分表示を見てダイエットに危険な添加物を含まない食品を中心に摂っていただければと思います。

 

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