失敗しないダイエットに失敗する理由

ダイエット

古い情報と役に立たない情報

多くの人はダイエットを始めようと決心したら、まずはgoogleとかyahoo等の検索エンジンを使って、情報を得ようとするか

書店に行って良さそうなダイエット本を購入するかと思います。

その時どちらもよく目にするのが、「簡単に」「楽して」「我慢しない」又は、「1週間で」とか「1ヶ月で」という文言です。情報の中身をしっかり吟味しないと、痩せることだけに焦点を絞ったダイエット方法が多く、そのまま実践すると健康を概したり、場合によっては逆に太ってしまうようなものも見受けられます。

何故そうなってしまうのか

 ・web上では古い記事も多い

  ネットに公開されている情報は、最新の情報ばかりではなくかなり古いものも混じっています。

  記事の更新日付をしっかりと確認してから内容を読む癖をつけたほうが良いです。

  10年も前の記事を鵜呑みにして行動を起こし、期待していた結果と違うため、再度検索しなおして  最新情報を確認したら全然真逆のことが書いてあったなんてことはザラにあることです。

 

 ・常に情報は新しく書き換えられている

  ネットでも書籍でも最新の情報がどんどん出てきます。

  その都度、まじめなサイトは、記事を最新情報に更新していきます。

  逆に更新も滞っているようなサイトは情報も古く参考にしないほうが良いと思います。

  最新情報を常に更新しているサイトをブックマークして、チェックするようにしましょう。

 

 ・情報の側面だけで判断した情報サイトがある。

  一つの情報だけで判断して痩せると断言しているサイトもあります。

 

  例えば、〇〇ダイエットがあったとしましょう。

  〇〇を食べるだけで痩せる。

  根拠は、〇〇はカロリーが低く、✕✕が豊富に含まれていて、どれだけ食べても太りません。

  なので食事制限をして空腹を我慢しなくても痩せられます。

  とあったとします。

  実際は、〇〇だけでは、栄養が偏ってしまい頭がボーとしたり、ホルモンバランスが崩れ食欲が抑えきれず、   爆食いしてかえって太る原因になったりします。

 

  〇〇の持つ都合の良い特徴だけで判断をして、総合的にどの様な影響が身体に及ぼすのかについては全く追及していないサイトや書籍を盲信してダイエットを始めると思ったような結果が得られず失敗ということになりかねません。

 

 ・自分に都合よい情報だけを信じる傾向にある

  人は自分に都合の悪いことは避けて、都合の良いことだけを見ようとする性質があります。

  つまりネットサーフィンをして、自分がこうであって欲しいというサイトを見つけて 「これだ!」と信じてしまうのです。

  自ら探しに行っているので、その情報が間違っているとか、自分には当てはまらないとかは全く考えもしないのです。

  良い情報を得たと思ったら、否定している情報サイトを検索して冷静に判断するように習慣付けましょう。

間違った知識4選

常識と思っていた知識が実は間違っていたということがよくあります。

間違った知識を元にダイエットを行うと痩せるどころか太ってしまうことになりかねません。

また、今まで我慢していたことが、しなくても良かったなど、折角の努力を無駄にしないために正しい知識を身につけましょう。

1.炭水化物抜きダイエットは逆効果

 炭水化物(糖質)を抜くと翌日体重が減ることがあります。

 これは、脂肪が減ったのではなく糖質と一緒に体内の水分が一時的に抜けたからなのです。

糖質が足りなくなると体内では「糖新生」という現象が起こります。これはタンパク 質を分解してエネルギーを生み出すという仕組みです。

 この現象が起こると筋肉を構成するタンパク質を使うため、筋肉量が減少してしまいます。筋肉量が減れば基礎代謝が落ちるため、結果痩せにくい身体になってしまうことになります。

 

2.筋トレは体重を増やす  

 筋肉は脂肪よりも重いため、ダイエット中のひとは筋トレを嫌うケースが少なくありません。運動を避けて食事制限だけで痩せようとすることは、病気等で運動を止められている一部のひとを除きお勧めできません。

 筋肉を付けないと代謝が上がらないので、逆に痩せ辛い身体になってしまいます。 

3.空腹睡眠は痩せるとは言い辛い

 空腹の状態で寝ると睡眠の質が低下します、それが慢性的な睡眠不足の原因になります。

 睡眠不足になると、食欲を抑える効果があるレプチンの分泌が減り、食欲を増進させるグレリンというホルモンの分泌量が増えるようになります。

 こうなるといくら食べても満腹感が得られず、過食気味になってしまい太る原因になります。

寝る前に空腹にならないよう、就寝の2時間前くらいに軽く食事をしておくほうが良い

 

4.1か月で10㎏痩せましたは太る原因

 1か月で10㎏痩せましたとか、2週間で5㎏痩せましたとかよく見聞きします。

こういう急激なダイエットは、大変危険だと友人の美容整形のドクターから聞きました。

 

 10kgとか5kgというのは、元の体重が何㎏あったのか分かりませんので、当てはまるかどうか分かりませんが、 1ヶ月で落としていい体重は、自分の体重の5%未満となります。

 つまり現体重が60㎏の人は、1ヶ月で3㎏以上のダイエットはしてはいけないことになります。

 

 何故してはいけないのか、1ヶ月で体重の5%以上の減量をすると、脳が身体の異常と捉えて正常な以前の体重に戻そうと脂肪を蓄え始めるのです。

 つまり一時的に痩せても強烈なリバウンドが待っているということになります。

 

 リバウンドどころか無理なダイエットは、かなり危険だとその先生からマジで怒られました。

 その先生は、アンチエイジング(先生曰く今は、ストップエイジングと云うそうです)の第一人者でその世界ではかなりの有名人です。

 

まとめ

ダイエットに限らず常に最新の情報を探すこと、それには更新日時を確認する癖を付けること

良いと思われる情報を見つけたら、必ず反対意見の記事を確認して冷静に判断すること。

自分にとって都合の良い記事ほど、反対意見を探し、比較して判断すること。

常識と思っていた知識が実は間違っていることがある。

糖質制限ダイエットは、一時的に体重が落ちるが長期的には逆効果

筋トレは、健康的に痩せるためには必要

就寝の2時間くらい前に軽く食事を取るほうが、空腹を我慢して寝るより効果的

1ヶ月で体重の5%以上体重を落とすとリバウンドの原因になる。

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